Disney+にて配信されている『ウェアウルフ•バイ•ナイト』はマーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーションという位置づけの単発のドラマである。MCU(マーベル•シネマティック•ユニバース)初のR15指定。
あらすじ
豪邸に集められたハンター達。亡きリーダーの相続を決めるために凶悪モンスターに対峙しなければならない。そこにハンターに扮した人狼がまぎれている。この物語の結末は?
感想とか
あらすじを読むとカードゲームの人狼みたく、次々と登場人物を狩っていく物語を想像してしまうが、そこはマーベル作品なので意表をつく物語になっている。
1930〜1940年代のホラー映画にインスパイアされたとDisney+公式にある。さらに狼男を題材にしているので、本作品はほぼモノクロの映像になっている。(一部カラーあり)
本作品はR15+ということもあってグロシーン多め。モノクロということもあってカラーよりグロく映らないらしい、とのことだが。いや、グロかったよ。
モノクロ作品で、劇中のレコードから流れるノイズまじりの音楽もあり、心理的怖さはカラーより増しているのかもしれないと個人的には思う。さりに夜中に観るとそれもひとしおに味わえる。
主人公ジャック役にガエル・ガルシア・ベルナルが演じていて、過去の作品でチェ•ゲバラを演じていたイケメン俳優が、久しぶりにスクリーンで観たら素敵なイケオジ俳優になっていて映画好きにも楽しめる。ガエル•ガルシア•ベルナル、とうとうあなたもマーベル作品にきましたかというのがわたしの感想。
本作品のようにDisney+で単発で気軽に楽しめるマーベル作品が増えるとうれしい。もちろんMCU作品は映画館で味わいたいという方の気持ちは分からんでもない。
おうちでハロウィンパーティーするなら、『ウェアウルフ•バイ•ナイト』をみんなで観るのはどうでしょう?