ここ数年は、F1が開催される直前に必ずNetflix 『Formula 1: 栄光のグランプリ』を観るようになってしまった。シーズンのおさらいをしているつもりであるが、内容としてはどうしてもスキャンダラスな出来事が取り上げられている印象である。
シーズン5は、レッドブル、フェラーリ、メルセデスの上位チームのエピソードがメインで、ウィリアムズやアルファロメオなどの下位チームエピソードがほぼなかったのが寂しいと感じた。
毎回楽しみなのは、ハースのチーム代表のギュンターのキレ芸(?)である。毎シーズンどこかで怒っているシーンがあるが、今回はあったのだろうか?シーズン冒頭もギュンターから始まるため、見逃せない。
日本人として嬉しいのは、日本人ドライバーの角田裕毅の回をまるまるワンエピソードでやってくれたところだ。2年目だった昨シーズンは、飛躍に向けて挑んだが、マシン性能があまり良くな低迷することもあり、不遇のシーズンだった。同じチームのドライバーのピエール・ガスリーとの兄弟みたいで、漫才コンビのような仲のよい間柄も映像で観られるのでよいと思う。
このNetflixの『Formula 1: 栄光のグランプリ』を毎回観て思うのは、モータースポーツなのにプロレスを観ている感覚になるところだ。どこかにシナリオライターいるんじゃないか?そう思わせてくれる。まあ、面白くてけっこうなんだが。